『バークにまかせろ』(1963-66)の主役ジーン・バリーに『アンタッチャブル』のエリオット・ネス役のロバート・スタックの存在感が圧倒的で何人ものプロデューサーが分担して作品を製作した。作品の出来としては若手のトニー・フランシオサを使って社会問題を追うレスリー・スティーブンス製作、監督のパートがいい仕上がりで、『アウターリミッツ』や『スパイのライセンス』(1968-70)で知っていたレスリー・スティーブンスの面目を一新した作品だった。
日本では未放送の後ろのシーズンで、100年後のこの出版社の事件を描いたスティーブン・スピルバーグ監督のエピソードが評判を呼んで『刑事コロンボ/構想の死角』と共にスピルバーグという存在にTVファンが最初に気づくきっかけとなった作品として有名になった。
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